健康診断

大切なペットが健康で長生きするためには、病気になる前の「予防」や、病気の「早期発見・早期治療」が大切です。
当院では病気の早期発見・早期治療のため健康診断を行い、愛するペットの健康をサポートいたします。

健康診断のメリット

ワンちゃんやネコちゃんは人間よりも約5~6倍もの速さで歳を取るため、ほんの1年でも身体の状態が変化することがあるので注意が必要です。
定期的な健康診断を受けていれば、身体の異常にいち早く気付くことができますし、病気が軽いうちに発見でき、早期の治療が可能です。
発見が遅くなるほど治療の選択肢が狭まり、ペットにも負担がかかります。そのため、健康診断は有効な予防手段となります。

受診の目安

ワンちゃん、ネコちゃんともに年に一度の受診が望ましいです。
高齢になるとさらに健康診断の必要性が高くなりますので、ワンちゃん、ネコちゃんともに12~13歳(大型犬は10歳)頃からは、半年に一度の受診がおすすめです。

検査の内容(一部)

ペットの年齢、気になる症状の有無により、身体検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査などの様々な検査を組み合わせて行います。

血液検査
赤血球・白血球・血小板などの数値や形態から貧血・脱水・感染・炎症などを調べます。
他に、肝臓や腎臓などの臓器の異常や栄養状態、脂質や身体の代謝の状態を調べます。
レントゲン検査
胸部から腹部までの異常を調べます。肺や気管、心臓の異常を発見することができます。また、骨の異常、超音波ではわかりにくいお腹の中の臓器の大きさや状態を調べます。
超音波検査
レントゲン検査では確認できない臓器内部の状態や、心臓の動き、血液の流れを動画で調べることができます。
お腹の中のリンパ節の大きさや腸の動きや厚み、炎症の広がりまでわかるので、腫瘍や炎症の早期発見に適しています。
血液検査やレントゲン検査でわからない臓器の異常を発見できる場合があります。
尿検査
尿に含まれる成分を調べる事で、腎臓や肝臓が異常を起こしていないか、膀胱炎や尿石症の兆候がないかを調べます。腎臓の機能低下を早期に発見することができます。
甲状腺ホルモン測定検査
中高齢のワンちゃん、ネコちゃんでは甲状腺の病気になることがあり、喉にある甲状腺と呼ばれる器官が正しく機能しているか調べます。
問診により甲状腺の病気が疑わしい場合に検査を行います。
副腎皮質ホルモン測定検査
腎臓の近くに1個ずつある副腎と呼ばれる器官が正しく機能しているか調べます。
問診により副腎の病気が疑わしい場合に検査を行います。

健診の流れ

①ご希望の検査内容を相談
獣医師と相談してその子にあった検査内容、総合的な費用などからも選択することができます。血液検査のみ、エコー検査のみなども可能ですのでお気軽にご相談ください。

②可能であればお家で尿と便を採取
尿は検査当日、便は1日以内のものをご用意ください。
当院にて採尿セット(検尿容器)をお渡しできます。ご希望の方は事前にお申し出ください。

③当日:受付→カウンセリング→健診
当日ご来院されましたら、受付に採取した尿と便を提出してください。獣医師による問診後健診を行います。
当日の朝、ペットは絶食でお願いします。(お水は飲んでも大丈夫です)診察が混雑したり、緊急対応などにより、少しお時間がかかる場合もあります。
ペットの健康状態で気になる点やご要望などがあればカウンセリング時にお知らせください。

④結果のお知らせ
結果は後日郵送か、病院に来院してお渡しする形になります。
検査結果についてご不明な点があれば、獣医師または当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
重大な異常がみつかった場合には、精密検査をお勧めする場合があります。

エキゾチック動物(鳥、ウサギ、フェレット、ハムスターさんなど)の健康診断について

小動物の多くは自然界で捕食される側であり、病気になっていても弱みをギリギリまで見せません。
よって、ワンちゃんネコちゃん同様に健康診断が重要です。

また、飼育方法の間違いにより病気になることが少なくありません。当院では飼育指導に加え、動物に合わせて以下の検査を行っています。

そのう検査:首にある消化管の中を調べます。寄生虫、細菌、真菌が感染していることがあります。
糞便検査:寄生虫、細菌、真菌に感染していることがあります。
X線検査:呼吸器、骨、内臓の異常を調べます。
ウイルス検査:詳しくはご相談ください。

ウサギ

歯の咬合チェック:当院では可能な限り、無麻酔で臼歯、切歯のかみ合わせチェックを行います。
糞便検査:寄生虫に感染していることがあります。
X線検査:呼吸器、骨、内臓の異常を調べます。
血液検査:赤血球・白血球・血小板などの数値から貧血・脱水・感染・炎症などを調べます。 他に、肝臓や腎臓などの臓器の異常や栄養状態を調べます。

フェレット

X線検査:呼吸器、骨、内臓の異常を調べます。
血液検査:赤血球・白血球・血小板などの数値から貧血・脱水・感染・炎症などを調べます。 他に、肝臓や腎臓などの臓器の異常や栄養状態を調べます。

ハムスター

歯の咬合チェック:切歯のかみ合わせチェックを行います。
糞便検査:寄生虫に感染していることがあります。