健康診断
飼い主様へお願い
動物もヒトと同様に、病気が重症化してから治療するのではなく、病気になる前に体の異常を早期発見し、予防する時代になってきています。動物も高齢化により、健康診断でガンや歯周病、内臓疾患が見つかるケースが増えてきています。
病気は早期発見・早期治療が重要です。できれば年に1回(老齢の場合は2回)、動物病院で健康診断を受けるようにしましょう。
ワンちゃん・ネコちゃんの
健康診断について
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ワンちゃんやネコちゃんは人間よりも約4~5倍もの速さで歳を取るため、ほんの数か月でも身体の状態が変化することがあるので注意が必要です。定期的な健康診断を受けていれば、身体の異常に早く気付くことができますし、病気が軽いうちに発見でき、早期の治療が可能です。発見が遅くなるほど治療が難しくなり、動物に負担がかかります。そのため、健康診断はとても重要です。
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受診の目安
ワンちゃん、ネコちゃんともに若いころは年に1回、高齢になるとより病気に注意が必要なので、ワンちゃん、ネコちゃんともに8歳頃からは、半年に1回の受診がおすすめです。
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検査項目
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血液検査
赤血球・白血球・血小板などの数値や形態から貧血・脱水・感染症・炎症などを調べます。他に、肝臓や腎臓などの臓器の異常や栄養状態、脂質や身体の代謝の状態を調べます。
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レントゲン検査
胸部や腹部を撮影し、胸部は肺や気管、心臓の異常を調べます。腹部は腎臓や肝臓、消化管の異常を調べます。また、血液検査や超音波ではわからない骨の異常も調べます。
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超音波検査
超音波を体の外側からあて、レントゲン検査や血液検査ではわからない臓器内部の状態などを調べる画像検査です。毛を刈る必要があり、時間のかかる検査ですが、麻酔をかけずに内臓を詳しく調べることができるため、腫瘍や炎症の早期発見に適しています。
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尿検査
尿に含まれる成分を調べる事で、腎臓病や尿石症、糖尿病の兆候がないかを調べます。腎臓の機能低下を早期に発見することができます。
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甲状腺ホルモン測定検査
喉にある甲状腺という器官が正しく機能しているかを調べる検査です。中高齢のワンちゃんやネコちゃんは甲状腺の病気になることがあります。
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副腎皮質ホルモン測定検査
腎臓の近くにある副腎という器官が正しく機能しているかを調べる検査です。問診や身体検査で副腎の病気が疑わしい場合に検査を行います。
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健診の流れ
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Step01ご希望の検査内容を相談
獣医師と相談してその子にあった検査内容、総合的な費用などからも選択することができます。血液検査のみ、超音波検査のみなども可能ですのでお気軽にご相談ください。
0587-55-9177 -
Step02可能であればお家で尿と便を採取
尿は検査当日、便は1日以内のものをご用意ください。当院にて採尿セット(検尿容器や採尿シート)をお渡しできます。ご希望の方は事前にお申し出ください。 -
Step03当日:受付→(カウンセリングではなく)問診→健診
当日ご来院されましたら、受付に採取した尿と便をお渡ししてください。獣医師による問診後、健診を行います。当日の朝は絶食でお願いします。(お水は飲んでも大丈夫です)診察が混雑したり、緊急対応などにより、少しお時間がかかる場合もあります。
日ごろの生活で気になることやご要望などがあれば問診時にお知らせください。 -
Step04結果のお知らせ
結果は詳しくご説明したいので、基本的にご来院していただき、お渡しいたします。ご希望により、郵送させていただくこともできます。結果についてご不明な点があれば、獣医師または当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
健康診断で気になる異常があった場合は、後日精密検査をお勧めする場合があります。
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エキゾチックアニマルの
健康診断について
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小動物の多くは自然界で捕食される側であり、病気になっていても弱みをギリギリまで見せません。よって、ワンちゃんネコちゃん同様に健康診断が重要です。また、飼育方法の間違いにより病気になることが少なくありません。当院では飼育指導に加え、動物に合わせて以下の検査を行っています。
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鳥
そのう検査 首にあるそのうという器官の中を調べます。寄生虫、細菌、真菌が感染していることがあります。 糞便検査 寄生虫、細菌、真菌に感染していることがあります。 X線検査 呼吸器、骨、内臓の異常を調べます。 ウイルス検査 詳しくはご相談ください。 -
ウサギ
歯の咬合チェック 当院では可能な限り、無麻酔で臼歯、切歯のチェックを行います。 糞便検査 寄生虫に感染していることがあります。 X線検査 呼吸器、骨、内臓の異常を調べます。 血液検査 赤血球・白血球・血小板などの数値から貧血・脱水・感染・炎症などを調べます。 他に、肝臓や腎臓などの臓器の異常や栄養状態を調べます。 -
フェレット
X線検査 呼吸器、骨、内臓の異常を調べます。 血液検査 赤血球・白血球・血小板などの数値から貧血・脱水・感染・炎症などを調べます。 他に、肝臓や腎臓などの臓器の異常や栄養状態を調べます。